日本橋川起点（小石川見附〜濠留）《外濠をめぐる・おまけ》

日本橋川分流部

「外濠をめぐる」は江戸城外濠の15kmを「の」の字に沿って「日本橋川」の上流部から隅田川までを巡るご案内サイトです。全３８箇所あります。

下記記事が「外濠をめぐる」のトップページで外濠の全３８箇所の一覧と外濠の概要についてご説明しています。

「外濠をめぐる」のおまけ記事です。日本橋川起点から外濠の濠留までを巡ります。

おまけとしたのは外濠は濠留が「の」の字の起点だからです。下記赤線の始まり部が濠留で濠の始まりとしたからです。

赤い太線に沿った部分が外濠になります。「日本橋川」の上流部から「の」の字を描くように隅田川に繋がっているイメージです。

外濠の起点を便宜上「日本橋川」の上流部とさせて頂きました。

外濠の全体図

日本橋川最上流までを巡ります。赤ピン１７から赤ピン１の地点です。

江戸城内濠（内郭）と外濠（外郭）の全体説明や門の一覧・濠の一覧はこちらで説明しています。

日本橋川起点（小石川見附〜濠留）の位置

 

地図をみても分かる通り、日本橋川は首都高速におおわれています。

日本橋川起点（小石川見附〜濠留）の江戸期の地図

 

日本橋川起点（小石川見附〜濠留）の江戸期の地図。日本橋川は埋められています。この小石川見附跡（三崎橋）から、日本橋川が神田川から分流しています。少し日本橋川を下るとこの特集「外濠をめぐる」の第１回の濠留の場所です。

 

本来の神田川は今の日本橋川（平川）となっていて日比谷入江のそそいでいましたが、元和６年（1620）に江戸城下の中心部を洪水から守るため、本来の神田川の流路を東に曲げて、駿河台を掘りぬき、現在の「神田川」を切り開きました。

日本橋川起点（小石川見附〜濠留）の地形

分流地点から濠留までは江戸時代は埋め立てられていましたが、明治36年（1903）に開削されて再び神田川と合流しました。

日本橋川起点（小石川見附〜濠留）の３D衛星画像

日本橋川起点（小石川見附〜濠留）の３D衛星画像。首都高速が覆っています。

日本橋川起点（小石川見附〜濠留）の見どころ

日本橋川起点（小石川見附〜濠留）の見どころマップ

星ピン：小石川見附跡
赤ピン１：神田川・日本橋川 分流地点
赤ピン２：竣工記念の碑
赤ピン３：讃岐高松藩上屋敷庭園跡
赤ピン４：平川の径
赤ピン５：あいあい橋
赤ピン６：讃岐高松藩上屋敷の庭園跡 案内板
黒丸ピン：濠留

神田川と日本橋川の分流地点

日本橋川

日本橋川１本目の橋、新三崎橋

「飯田町遺跡周辺の歴史」の案内板

神田川上空を覆っていた首都高速が曲がってきて日本橋川を覆う。

存在感がある支柱。

竣工記念の碑・区画整理の記念？？

石垣が残っている。讃岐高松藩上屋敷の石？小石川門の石？

讃岐高松藩上屋敷庭園跡

平川の径

平川の流れを表している？

あいあい橋

あいあい橋から神田川方面。

あいあい橋から濠留方面。

讃岐高松藩上屋敷の庭園跡 案内板

鴨の置物

新川橋にでます。

そして濠留。「外濠をめぐる」第１回に繋がります。