興禅院は曹洞宗の寺院で戦国時代の1546(天文15)年に創建。寺域は安行八景に選ばれており、春は桜、秋に黄、赤、白色の彼岸花、紅葉、他にアジサイ、シャクナゲなど、様々な季節ごとの花が見所となっています。
特に紅葉の時期は、多くの見物客が訪れる紅葉の名所としても知られています
目次
- 興禅院の全体図(鳥瞰図)
- 興禅院の歴史
- 興禅院の地形
- 興禅院の見どころ(紅葉)
- 興禅院の周辺情報
- 興禅院へのアクセス
興禅院の全体図(鳥瞰図)
衛星画像(クリックで拡大)
Googleマップ(3D回転)
興禅院の歴史
室町時代の天文15年(1546)の開創で、開山は助天当益大和尚(法性寺三世)といわれています。本尊は釈迦如来坐像で、『新編武蔵風土記稿』には恵心(源信)の作と記載されており、江戸時代の貞享4年(1687)に第六世住職心如椿牛大和尚の代に、旗本藤川氏によって寄進されたと伝えられています。
寺は何度か被災しており、現在の本堂は大正9年(1920)に再建されました。境内には、関東郡代伊奈氏の重臣の墓所があります。また、鐘楼にはかっての富田氏寄進の梵鐘(二代目)が掛けられており、この鐘は音色が麗しく名鐘ととして親しまれていましたが、太平洋戦争時の供出の命により姿を消しました。現在の鐘は三代目となります。