東京と近郊の自然・花・公園・庭園・寺社仏閣・お屋敷・絶景・穴場スポットなどをご紹介します。歴史や地形などの視点も絡めています。

神田川③(浅草見附〜隅田川)《外濠をめぐる:第37回最終回》

神田川3(浅草見附〜隅田川)

神田川(浅草見附〜隅田川)

「外濠をめぐる」は江戸城外濠の15kmを「の」の字に沿って「日本橋川」の上流部から隅田川までを巡るご案内サイトです。全38箇所あります。

下記記事が「外濠をめぐる」のトップページで外濠の全38箇所の一覧と外濠の概要についてご説明しています。

第37回は神田川(浅草見附〜隅田川)までを巡ります。長かった外濠めぐりも最終回となりました。

外濠の範囲

赤い太線に沿った部分が外濠になります。「日本橋川」の上流部から「の」の字を描くように隅田川に繋がっているイメージです。

外濠の起点を便宜上「日本橋川」の上流部とさせて頂きました。

外濠の全体図

江戸城外濠

神田川(浅草見附〜隅田川)までを巡ります。赤ピン19から隅田川合流までの地点です。

江戸城内濠(内郭)と外濠(外郭)の全体説明や門の一覧・濠の一覧はこちらで説明しています。

江戸城内濠と外濠の全体像のご案内はこちら。

江戸城内濠と外濠の一覧

江戸城内濠と外濠は明治政府による都市化・関東大震災・太平洋戦争の空襲・戦災の瓦礫処理という様々な災難に見舞われて多くの門や濠を失いました。 江戸の街づくりは驚くほどの時間をかけて築いたものでした。東京 ...

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神田川(浅草見附〜隅田川)の位置

神田川3(浅草見附〜隅田川)

神田川(浅草見附〜隅田川)の江戸期の地図

参照地図データ:「大江戸今昔めぐり」より
 

隅田川との合流直前に柳橋が架かっています。

参照地図データ:「大江戸今昔めぐり」より
 

 

神田川(浅草見附〜隅田川)の地形

まったいら

神田川(浅草見附〜隅田川の3D衛星画像

神田川(浅草見附〜隅田川)の3D衛星画像

神田川(浅草見附〜隅田川)の見どころ

神田川(浅草見附〜隅田川)の見どころマップ

星ピン:浅草橋門跡
赤ピン1:初音森神社
赤ピン2:柳橋
赤ピン3:柳橋 石碑
赤ピン4:両国広小路
赤ピン5:隅田川テラス
黒丸ピン:神田川・隅田川合流

神田川(浅草見附〜隅田川)

初音森神社。

神田川(浅草見附〜隅田川)

鎌倉中期の創建と伝えられる。江戸初期まで馬喰町初音ノ森鎮守として祀られていたが、郡代屋敷建設のため現在地に移される。

神田川(浅草見附〜隅田川)

 

神田川(浅草見附〜隅田川)

商売繁盛の神様。

神田川(浅草見附〜隅田川)

神田川沿いを歩く。篠塚稲荷神社。

神田川(浅草見附〜隅田川)

柳橋が見えてくる。

神田川(浅草見附〜隅田川)

 

神田川(浅草見附〜隅田川)

柳橋のふもとにある、佃煮家。風情がある。

神田川(浅草見附〜隅田川)

 

神田川(浅草見附〜隅田川)

柳橋案内板1

神田川(浅草見附〜隅田川)

柳橋案内板2

神田川(浅草見附〜隅田川)

柳橋を渡る。浅草橋。

神田川(浅草見附〜隅田川)

そしてここが、神田川が隅田川に合流する地点。外濠めぐりもやっと終わりを迎えます。

神田川(浅草見附〜隅田川)

隅田川には両国橋が架かります。

神田川(浅草見附〜隅田川)

柳橋右岸には橋に関する案内板など。

神田川(浅草見附〜隅田川)

復興記念碑

神田川(浅草見附〜隅田川)

案内板

神田川(浅草見附〜隅田川)

柳橋石碑

神田川(浅草見附〜隅田川)

両国広小路の交差点

神田川(浅草見附〜隅田川)

両国広小路の石碑

神田川(浅草見附〜隅田川)

 

神田川(浅草見附〜隅田川)

両国橋

神田川(浅草見附〜隅田川)

柳橋の右岸に隅田川テラスの入り口があり、隅田川のたもとに出られます。

神田川(浅草見附〜隅田川)

 

神田川(浅草見附〜隅田川)

柳橋

神田川(浅草見附〜隅田川)

神田川・隅田川に合流する地点。やっとゴールです!!!

神田川(浅草見附〜隅田川)

スカイツリーもはっきり

神田川(浅草見附〜隅田川)

両国橋

神田川(浅草見附〜隅田川)

JRの陸橋。

神田川(浅草見附〜隅田川)

両国橋の下。橋と水面がかなり近いですね。

神田川(浅草見附〜隅田川)

隅田川下流。

神田川(浅草見附〜隅田川)

またしても首都高速。首都高速に始まり首都高速で終わりますね。

神田川(浅草見附〜隅田川)

外濠巡りもこれで終了になります。濠留から始まって隅田川まで長かったですね〜。

「外濠をめぐる」さいごに

さてさて最後になりますが、「外濠をめぐる」のトップページでこんなことを書きました。

《江戸の頃はどんな雰囲気だったのだろうと江戸の情景を想像し、外濠を巡ってみました。「400年前の江戸と今は繋がっている」そんな歴史の重みを感じたかったのです。》

外濠は門や濠が消滅してたり、石垣だけ残っているなど完全なものは少なかったですが、たくさん江戸の面影を感じ取る事ができました。

東京は江戸の街が基盤にあるということを実感することもできました。外濠に水辺を戻そうという動きもあります。

まだまだ江戸の知識も想像力も足りません。これからも知識をアップデートし江戸の頃を想像していきたいと思います。

最後に外濠から少しはずれてしまうのでおまけとしましたが、日本橋川起点から濠留までの間も記事にしました。

おまけ・日本橋川起点

神田川・日本橋川 分流地点

日本橋川起点(小石川見附〜濠留)《外濠をめぐる・おまけ》

「外濠をめぐる」は江戸城外濠の15kmを「の」の字に沿って「日本橋川」の上流部から隅田川までを巡るご案内サイトです。全38箇所あります。 下記記事が「外濠をめぐる」のトップページで外濠の全38箇所の一 ...

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