ホテル椿山荘東京庭園の概要と歴史
椿山荘庭園はホテル椿山荘の一角に建っている広大な美しい庭園です。目白台・関口台の丘陵の地形を活かした高低差のある池泉回遊式庭園となっています。
いくつもの史跡、文化財が点在し春の桜、初夏のほたる、紅葉に雪景色など四季折々で楽しめます。
京都の『無鄰菴庭園』や小田原の『古稀庵庭園』と並び「山縣三名園」の一つと言われる名庭園です。
椿山荘は元勲の山縣有朋が明治維新の西南戦争の功により旧屋敷を購入し、「椿山荘」と命名して趣味である作庭を行いました。
1918年(大正7年)には大藤田財閥の主藤田平太郎がこれを譲り受け、東京での別邸としました。
江戸時代初期には、松尾芭蕉が1677年から、深川芭蕉庵に移るまでの4年余りを隣接する関口竜隠庵に住んでたそうです。
三重塔は国登録有形文化財になっており。大正時代に広島県の「竹林寺」より移築されたものです。茶室「残月」も国の登録有形文化財。
ホテル椿山荘東京庭園の全体図(鳥瞰図)
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ホテル椿山荘東京庭園の江戸時代地図