目次
- 浜離宮の概要と歴史
- 浜離宮の全体図(鳥瞰図)
- 浜離宮の江戸時代地図
- 浜離宮の地形
- 浜離宮の見どころ(紅葉)
- 浜離宮へのアクセス
浜離宮の概要と歴史
浜離宮は潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。
潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式です。
旧芝離宮恩賜庭園、清澄庭園、旧安田庭園なども昔は潮入の池でした。しかし現在、実際に海水が出入りしているのは、ここだけだそうです。
寛永年間(1624~1644年)までは、将軍家の鷹狩場で、一面の芦原でした。ここに初めて屋敷を建てたのは、江戸幕府4代将軍・徳川家綱の弟の弟で甲府藩主の徳川綱重。
綱重がこの地に別邸を建てたことにはじまりその後は甲府藩の江戸下屋敷として使用。
その後、綱重の子供の綱豊(家宣) が6代将軍になったのを契機に、この屋敷は将軍家の別邸となり、名称も浜御殿と改められました。
以来、歴代将軍によって幾度かの造園、改修工事が行なわれ、十一代将軍家斉のときにほぼ現在の姿の庭園が完成しました。
今回は浜離宮の桜の時期をご案内します。
浜離宮の全体図(鳥瞰図)
3D衛星画像(クリックで拡大)
Googleマップ(3D回転)