東京と近郊の自然・花・公園・庭園・寺社仏閣・お屋敷・絶景・穴場スポットなどをご紹介します。歴史や地形などの視点も絡めています。

《江戸城内濠》中雀門

中雀門濠

中雀門

中雀門は本丸に至る最後の渡櫓門になります。文久3年(1863)の火災で渡櫓門が焼け、現在は表面が焼けた石垣だけが残っています。

中雀門を抜けると、ようやく本丸御殿に到着します。

▶ 江戸城の36の門をまとめて見る:江戸城三十六見附 一覧(場所・いまの姿・AI復元)

中雀門跡はどこ?(3行でわかる中雀門)

  • 場所:千代田区千代田、皇居東御苑の中。本丸へ上る坂を登りきったところ。
  • いま:門は取り払われ、焼けて黒ずんだ石垣が残る。
  • 歴史:本丸御殿の玄関前を固めた最後の門。文久3年(1863)の本丸の火事で焼け、その跡が石垣に残っている。

動画で見る中雀門(1分36秒):いまの地図と江戸切絵図 → 上空・地上から見た中雀門 → 江戸時代の姿 → AIでよみがえる中雀門 → もし今もあったら

▶ 内堀18門を一気に見るなら総集編の動画(27分)。江戸城36の門の場所といまの姿は江戸城三十六見附 一覧へ。※AIによる復元映像は、古写真や切絵図をもとにした想像図です。

AIで復元した江戸時代の中雀門
江戸時代の中雀門(切絵図や記録をもとにAIで復元した想像図)

中雀門の位置

江戸城内濠(内郭)と外濠(外郭)の全体図

江戸城の内濠と外濠の範囲

江戸城内濠(内郭)と外濠(外郭)の全体説明や門の一覧・濠の一覧はこちらで説明しています。

江戸城内濠と外濠の全体像のご案内はこちら。

江戸城内濠と外濠の一覧の写真
江戸城内濠と外濠の一覧

江戸城内濠と外濠は明治政府による都市化・関東大震災・太平洋戦争の空襲・戦災の瓦礫処理という様々な災難に見舞われて多くの門や濠を失いました。 江戸の街づくりは驚くほどの時間をかけて築いたものでした。東京 ...

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内濠案内図

大手門 位置

中雀門の江戸期の「地図」と「写真」

中雀門の江戸時代の地図(大江戸今昔めぐり)
参照地図データ:「大江戸今昔めぐり」より
 

江戸期の地図

中雀門の場所を江戸時代と現代の地図で比べた図
参照地図データ:「大江戸今昔めぐり」より
 

江戸期・現代の地図

中雀門跡の場所を現代の地図と江戸切絵図「御江戸大名小路絵図」で比べた図
左:現在の地図 右:江戸切絵図「御江戸大名小路絵図」(出典:国立国会図書館デジタルコレクション) 地図データ ©2026 Google

現代の地図と江戸切絵図を並べると、中雀門のあった場所がよくわかります。

中雀門の地形

中雀門付近の地形図(台地と低地)

中雀門の地形。坂を登り切る本丸の高台に最後の門。

中雀門付近の地形図(拡大)

中雀門の地形

中雀門の3D衛星画像

中雀門跡の位置を赤いピンで示した3D衛星画像

中心の赤ピンアイコンの所が中雀門跡

中雀門跡付近の3D衛星画像

中雀門跡付近の3D画像

中雀門跡付近の3D衛星画像(別の角度)

中雀門跡付近の3D画像

中雀門が今もあったらの想像図。白黒にした現代の街に、色付きの江戸城の門を重ねた3D空撮
もし中雀門が今もあったら(想像図)。Google Maps 3D をもとに加工 地図データ ©2026 Google

動画では、現代の街を白黒に沈めて、色付きの中雀門を浮かび上がらせています。

中雀門の見どころ

中雀門の地図

中雀門

中之門を抜けると中雀門に向けて坂道になる。

中雀門

すぐ右手に大番所(警備詰所)がある。

中雀門

 

中雀門

坂道を登っていく。

下乗門(大手三の門)

江戸東京博物館の江戸城模型です。中之門から中雀門付近の模型です。門がないのは江戸末期の模型(火災で消失)だからでしょう。

中雀門

本丸側の石垣

中雀門

さらに坂を登る。

中雀門

中雀門石垣が近づいてくる。

中雀門

このあたりの左石垣と右石垣の間に高麗門があったようです。

中雀門

左側石垣上の手前には「書院出櫓」奥には「書院二重櫓」があったそうです。
当時のイメージはこちら(e国宝)

中雀門

書院出櫓の土台石垣はわからないが、、、

中雀門

書院二重櫓の土台石垣はこれかと思われる。

中雀門

書院二重櫓の土台石垣

中雀門

渡櫓石垣

中雀門

書院二重櫓から渡櫓につながる石垣はとてもきれい

中雀門

 

中雀門

渡櫓石垣

中雀門

右側の渡櫓石垣。

中雀門

左側の渡櫓石垣。明暦の大火によって焼けた天守台の石垣が転用されているそうです。

中雀門

右側の渡櫓石垣。黒ずんだりひび割れたりしているのは大火の跡。

中雀門

左側の渡櫓石垣の下に何らかの土台的な石がある。

中雀門

このあたりに中雀門跡の案内表示。

中雀門

渡櫓を抜けて振り返ったところ。

下乗門(大手三の門)

江戸東京博物館の江戸城模型です。中雀門には階段があったように見えます。

中雀門

この中雀門を抜けるとようやく本丸の玄関にたどり着きます。

皇居東御苑 本丸跡

本丸跡は広い空間になっている。

中雀門

秋の中雀門

中雀門跡へのアクセス

  • 住所の目安:東京都千代田区千代田(皇居東御苑内)
  • 最寄り駅:東京メトロ・都営「大手町」駅(大手門から入園)
  • 見られるもの:火事の跡が残る石垣、本丸の芝生広場
  • あわせて歩く:中之門跡、天守台、富士見櫓

中雀門のよくある質問

中雀門はどこにあった?

千代田区千代田、皇居東御苑の中。本丸へ上る坂を登りきったところ。江戸の切絵図と現代の地図を並べると、門のあった場所がよくわかります。

中雀門は今も残っている?

門は取り払われ、焼けて黒ずんだ石垣が残る。

中雀門の石垣が黒ずんでいるのはなぜ?

文久3年(1863)に本丸御殿が焼けたとき、中雀門も焼け落ちました。石垣に残る黒ずみやひび割れは、そのときの火事の跡です。

内濠・外濠の門と濠の一覧はこちら

江戸城内濠と外濠の一覧の写真
江戸城内濠と外濠の一覧

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