護国寺の概要と歴史
護国寺は、東京都文京区にある真言宗豊山派の大本山です。天和元年(1681年)、五代将軍徳川綱吉の生母の桂昌院(けいしょういん)による発願により創建しました。
明治16年、大正15年と火災で堂宇の多くを失いましたが、観音堂(本堂)、近江三井寺より移築された月光殿は今もなお建設当時の形を残しています。
東京都心部の本山級寺院で唯一、第二次世界大戦の戦禍を免れたため戦前の堂宇がまとまって残り、そのうち本堂と月光殿は国の重要文化財に指定されています。
近代以降は当寺において茶道が盛んとなり、明治期から昭和初期の茶室や石灯籠が並んでいます。
御府内八十八ヶ所霊場87番札所、江戸三十三箇所観音霊場第13番、東京三十三観音霊場24番札所、東国花の寺百ヶ寺です。
また境内のさくらもとても美しく、そんなさくらの季節をご案内します。
護国寺の全体図(鳥瞰図)
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