ホテルニューオータニ日本庭園の概要と歴史
ホテルニューオータニの日本庭園は約4万㎡の広大な敷地面積を持ち、加藤清正公の下屋敷や井伊家の庭園として400年余りの歴史がある日本庭園です。
ホテルニューオータニの地は江戸時代初期は熊本藩・加藤清正の下屋敷で、二代・忠広の時に加藤家が改易になった後、彦根藩井伊家の中屋敷となり幕末まで利用されていました。
周囲には紀州藩、尾張藩の下屋敷があり、紀尾井町という名を生んでいます。
明治維新で伏見宮邸宅となり、戦後、ホテルニューオータニが建てられて、大名庭園を起源とする日本庭園が造られました。
第二次世界大戦後、伏見宮家がここを手放すにあたり外国人の手に渡ろうとしたのを、「ホテルニューオータニ」創業者である故大谷米太郎氏が自邸として買い上げて庭園を整備しました。
昭和39年、政府の依頼に応じて、東京オリンピックのため「ホテルニューオータニ」を建設し、日本庭園が「ホテルニューオータニ」の一部となりました。
池泉回遊式の日本庭園は都心にありながら風情ある日本風景を堪能できる場所です。そんな日本庭園の春の桜の時期をご案内します。
ホテルニューオータニ日本庭園の全体図(鳥瞰図)
3D衛星画像(クリックで拡大)
Googleマップ(3D回転)
ホテルニューオータニ日本庭園の江戸時代地図