
レジャーシートやビールが飛び交う賑やかなお花見も楽しいものですが、「今年は、静かで心の落ち着く場所で、ただ桜の美しさだけに向き合いたい」。
そんな大人の感性を持った方に絶対に訪れてほしいのが、豊島区・駒込にある『染井霊園』です。
霊園と聞いて少し驚くかもしれませんが、ここはあの「ソメイヨシノ(染井吉野)」が生み出された旧・染井村のど真ん中に作られた、まさに「桜の聖地」。
園内を歩いてまず圧倒されるのが、他の公園ではなかなか見られないソメイヨシノの「巨大な古木(老木)」たちの存在感です。太くうねったゴツゴツとした幹から、空をすっぽりと覆い隠すほど見事に広がる薄紅色の枝ぶり。発祥の地という歴史の重みと、桜という植物の力強い生命力を、これほど肌で感じられる場所は他にありません。特に霊園の中央を貫くメインストリート(桜のトンネル)は、言葉を失うほどの絶景です。
また、染井霊園は日本の近代文学や芸術の重鎮たちが眠る場所としても知られています。
高村光太郎と智恵子、二葉亭四迷、岡倉天心といった偉人たちのお墓を静かに守るように、ハラハラと舞い散る桜の花びら。彼らが遺した名作に思いを馳せながら歩く「文学的お花見」は、あなたの知性を大いに刺激してくれるはずです。
もちろんここは霊園ですから、ドンチャン騒ぎの宴会は厳禁。だからこそ、大都会の真ん中でありながら、奇跡のような「静寂」が確実に担保されている究極の穴場なのです。
おすすめの歩き方は、巣鴨の「とげぬき地蔵」で下町グルメやお煎餅を買い歩き、この染井霊園の静寂な桜のトンネルを抜け、最後は江戸の大名庭園である駒込の「六義園」のシダレザクラで締めるという歴史堪能コース。
染井霊園の概要
染井霊園は公営墓地です。ソメイヨシノ発祥の地と言われており、霊園内には100本近く植えられています。
染井霊園の全体図(鳥瞰図)
3D衛星画像(クリックで拡大)
バーチャル空撮
染井霊園の江戸時代地図
歴史と地形から紐解く染井霊園(鳥瞰図・江戸古地図)
染井霊園の魅力は桜だけではありません。武蔵野台地の地形や江戸時代の面影を知ることで、散策の奥行きがさらに深まります。
村が広がっていたようです。染井霊園の地形
崖の上の高台染井霊園の見どころ(桜)
ソメイヨシノ発祥の地!力強い生命力を感じる巨大な古木
霊園と聞いて少し驚くかもしれませんが、園内に入ってまず圧倒されるのは、他の公園では決して見られないソメイヨシノの「巨大な古木(老木)」たちの存在感です。太くうねったゴツゴツとした幹から、空へ向かって見事に広がる薄紅色の枝ぶり。発祥の地という歴史の重みと、桜という植物の力強い生命力を、これほどまでに肌で感じられる場所は東京でも他にありません。

染井霊園の桜

偉人たちが眠る静寂空間で「文学的お花見」を
染井霊園は、高村光太郎と智恵子、二葉亭四迷、岡倉天心といった日本近代を代表する文学や芸術の重鎮たちが眠る場所でもあります。偉人たちの墓標を静かに守るように、ハラハラと舞い散る桜の花びら。彼らが遺した名作に思いを馳せながら歩く「文学的お花見」は、知性を大いに刺激してくれます。 もちろん霊園内での宴会やドンチャン騒ぎは厳禁。だからこそ、静かに桜の美しさだけに浸る時間が確実に担保されているのです。

眠っている皆様方、どうか桜の見物をお許しください。

お許しをいただいたようなので、美しい桜たちをどうぞ。

桜のトンネル
霊園の中央を貫くメインストリートは、両脇からせり出した古木が交差する見事な「桜のトンネル」となっています。













染井霊園の周辺情報
西福寺周辺と染井霊園はセットでさくらの見学を。
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染井霊園へのアクセス
<所在地>
東京都豊島区駒込5-5-1
<交 通>
JR・地下鉄三田線巣鴨駅から徒歩10分
JR・地下鉄南北線駒込駅から徒歩12分

