目次
- 東京都庭園美術館の概要と歴史
- 東京都庭園美術館の全体図(鳥瞰図)
- 東京都庭園美術館の江戸時代地図
- 東京都庭園美術館の地形
- 東京都庭園美術館の見どころ
- 東京都庭園美術館の周辺情報
- 東京都庭園美術館へのアクセス
東京都庭園美術館の概要と歴史
港区白金台にある東京都庭園美術館は 朝香宮邸として1933年(昭和8年) に建てられた建物を、そのまま美術館として公開したものです。
アール・デコ様式の建築と緑豊かな庭園が美しいことで知られています。建物は1920年代から1930年代にかけてヨーロッパの装飾美術を席巻したアール・デコ様式を 現在に伝えるものです。
美術館は広大な緑溢れる庭園に囲まれ、自然と建物と美術作品があわせて楽しめる環境に恵まれ、そこに庭園美術館の名も由来しています。
東京都庭園美術館は香淳皇后の叔父にあたる朝香宮鳩彦王が、1947年の皇籍離脱まで実際に暮らしていた邸宅でした。朝香宮一家が退去した後は、しばらくの間総理大臣であった吉田茂が総理大臣仮公邸などに使用していました。
その後1981年に東京都の所有となり、その2年後の1983年より東京都庭園美術館として開館。当時の面影を残す本館とあわせて、2014年には現代の美術館の様式である新館が建てられました。
アール・デコ様式は何学図形や直線を多用して作られるデザインスタイルで、1925年のアール・デコ博覧会で世界的に普及したと言われます。
当時の技術の粋を尽くして作られた建築は、現存するアール・デコ様式の個人住宅のなかでも質が高く、保存状態も大変良いものとして知られています。
東京都庭園美術館の全体図(鳥瞰図)
3D衛星画像(クリックで拡大)
Googleマップ(3D回転)