東京と近郊の自然・花・公園・庭園・寺社仏閣・お屋敷・絶景・穴場スポットなどをご紹介します。歴史や地形などの視点も絡めています。

肥後細川庭園

肥後細川庭園
【肥後細川庭園】

肥後細川庭園の概要と歴史

肥後細川庭園は、目白台の台地(関口台地)の自然景観を活かした池泉回遊式庭園です。

地形の変化を巧みに利用して、台地を山として立体的眺望を持つ、回遊式泉水庭園で、遊歩道の一部は踏みわけ石のようになっています。やり水形式(平安貴族の寝殿造りの細流)で、台地の湧き水を池に取り入れています。

この公園周辺は、江戸中期以降は旗本の邸地になり、江戸末期には清水家や一橋家の下屋敷となりました。

そして幕末には熊本54万石の細川侯の下屋敷に、明治15年には細川家の本邸となりました。その後は東京都が買収し昭和36年に「新江戸川公園」として開園し、昭和50年に文京区に移管されました。

肥後細川庭園の全体図(鳥瞰図)

3D衛星画像(クリックで拡大)

肥後細川庭園地図 3D衛星画像

Googleマップ(3D回転)

肥後細川庭園の江戸時代地図

肥後細川庭園の江戸時代地図

細川侯の下屋敷。

肥後細川庭園の地形

肥後細川庭園の地形

関口台地のへりをうまく利用しているんですね。

肥後細川庭園の見どころ

肥後細川庭園 中門

中門。

肥後細川庭園 西門広場

西門広場。

肥後細川庭園 大池

大池

肥後細川庭園 松聲閣

松聲閣

肥後細川庭園 松聲閣前の庭

松聲閣前の庭。

肥後細川庭園 松聲閣前の松

松聲閣前の松。

肥後細川庭園 ししおどし

ししおどし。

肥後細川庭園 ししおどし

風情がありますね。大きい石をくり抜いたんですかね。

肥後細川庭園 松聲閣

松聲閣2階。

肥後細川庭園 松聲閣

松聲閣2階から大池。

肥後細川庭園 梅

梅。

肥後細川庭園 大池

大池。

肥後細川庭園 松の雪吊り

松の雪吊り。

肥後細川庭園 松の雪吊り

湖畔に反射してきれい。

肥後細川庭園 松の雪吊り

 

肥後細川庭園 桜

湖畔に沿うように桜が咲いています。。

肥後細川庭園 桜

 

肥後細川庭園

おめでとうシリーズ。

肥後細川庭園 桜

所々に桜。

肥後細川庭園 丸いオブジェ

庭園から階段を登っていき、この丸いオブジェをくぐると、、、

永青文庫

日本・東洋の古美術を中心とした美術館である永青文庫があります。

永青文庫

旧熊本藩主細川家伝来の美術品、歴史資料や、16代当主細川護立の蒐集品などを収蔵し、展示、研究を行っています。

永青文庫

料金は800円。

肥後細川庭園 

正門。庭園からくるとここはくぐらないですね。

和敬塾

永青文庫の近くを散歩すると気になる建物がありました。和敬塾です。

和敬塾

和敬塾は男子の大学生・大学院生のための学生寮だそうです。閑静な場所に建ち勉学にいい場所ですね。

和敬塾 桜

学生寮に咲く見事な桜。

肥後細川庭園へのアクセス

<所在地>

東京都文京区目白台1-1-22

<交 通>

東京メトロ有楽町線:江戸川橋駅下車(1a出口から徒歩15分)

東京メトロ東西線:早稲田駅下車(3a出口から徒歩15分)

都電荒川線:早稲田駅下車(徒歩5分)

<休園日>

12月28日から1月4日

<開園時間> 

2月から10月まで : 午前9時から午後5時まで

1月から1月まで : 午前9時から午後4時30分まで

<入園料> 無料

<駐車場> なし