東京と近郊の自然・花・公園・庭園・寺社仏閣・お屋敷・絶景・穴場スポットなどをご紹介します。歴史や地形などの視点も絡めています。

皇居東御苑

皇居東御苑の梅
【皇居東御苑の梅】>

目次

  • 皇居東御苑の概要と歴史
  • 皇居東御苑の全体図(鳥瞰図)
  • 皇居東御苑の江戸時代地図
  • 皇居東御苑の地形
  • 皇居東御苑の見どころと梅
  • 皇居東御苑へのアクセス

皇居東御苑の概要と歴史

皇居東御苑は旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸のを一部を宮殿の造営にあわせて皇居附属庭園として整備されたもので、面積は約21万㎡あり、昭和43年(1968)から公開されています。

本丸には江戸幕府将軍の住居である本丸御殿や天守閣があり、城の中枢でした。

忠臣蔵の舞台である松の廊下跡や、江戸城天守跡、江戸城本丸の遺構である富士見櫓などの史跡が残っています。

敷地内には、桜、梅、つつじ、菖蒲、ツバキ、サザンカ、水仙などが育ち、一年を通じて四季折々の花々も観賞できます。

皇居東御苑は旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸があった場所です。江戸の中枢を感じながら散歩してみてはいかがでしょうか。歴史を感じますよ。

今回は皇居東御苑の梅の時期をご案内します。

皇居東御苑の全体図(鳥瞰図)

衛星3D画像(クリックで拡大)

皇居東御苑 衛星3D画像

Googleマップ(3D回転)

皇居東御苑の江戸時代地図

皇居東御苑の江戸時代地図

まさしく、本丸、二の丸、三の丸にあったことがわかります。

東京江戸博物館にある江戸城の模型です。手前が本丸、奥が二の丸・三の丸です。人口密度が相当高かったでしょうね。

皇居東御苑の地形

皇居東御苑の地形

皇居そのものが武蔵野台地の東端につくられています。皇居はこの山の手台地と東京低地を跨ぐ形で、その地形を巧みに生かしての築城、曲輪設計となっています。

皇居東御苑の見どころ

皇居東御苑 平川門

北側の平川門から入場しました。入り口は他にも北桔橋門、大手門があります。

皇居東御苑 平川門

平川門。本丸大奥に通じる奥女中の通用門だったため別名「お局門」、場内の死者や罪人などの出口とされていたことから「不浄門」ともいわれます。

皇居東御苑 平川門

平川門の櫓門。

皇居東御苑 平川濠

平川濠の端っこです。

皇居東御苑 平川濠

立派な石垣の間を抜けると、、、

皇居東御苑の梅

さっそく梅の花が見えてきました。

皇居東御苑 梅林坂

梅林坂の梅。

皇居東御苑の梅

梅林坂の梅

皇居東御苑の梅

梅林坂の周辺が一番梅が咲いています。

皇居東御苑の梅

梅林坂の梅

皇居東御苑の梅

梅林坂の梅

皇居東御苑の梅

梅林坂の梅

皇居東御苑の梅

梅林坂の梅

皇居東御苑 桃華楽堂

「桃華楽堂」です。昭和天皇の皇后である香淳皇后の還暦を祝って1966年に建てられた音楽堂。

皇居東御苑 江戸城天守跡

天守台(江戸城天守跡)です。天守閣は3度に渡り建て直されました。1638年、3代将軍・徳川家光の時代に完成した最後の天守閣は明暦の大火で焼失してしまいました。それ以後、天守は建設されていません。

皇居東御苑 本丸跡

本丸の跡は大きな広場になっています。

皇居東御苑 本丸跡

 

皇居東御苑 桜

早咲きの桜がさいていました。

皇居東御苑 桜

 

皇居東御苑 石室

石室。火災などの際に貴重品などを避難させた蔵と考えられているそうです。

皇居東御苑 竹林

様々な種類の竹を植えた竹林

皇居東御苑 竹林

あまり見たことない模様をしている。

皇居東御苑 の廊下

「松の廊下」。本丸で二番目に長い廊下だったそうです。

東京江戸博物館 江戸城の模型

東京江戸博物館にある江戸城の模型でみると、手前のところですかね。

皇居東御苑の大木

樹齢どのくらいだろう。

皇居東御苑 富士見櫓

富士見櫓。明暦の大火で天守が焼失した後に、天守の代わりとして使用された江戸城遺構として残る唯一の三重櫓です。この場所は天守台についで高い場所(標高23m)であったことから、この富士見櫓が選ばれたそうです。

皇居東御苑 白鳥濠

江戸城の二の丸と本丸の間を東西に隔てる濠が白鳥濠で家康時代に積まれたという石垣です。築城当初の貴重な石垣が唯一残っています。

皇居東御苑 白鳥濠

白鳥濠石垣

皇居東御苑 竹林

二の丸にある竹林

皇居東御苑 二の丸庭園

二の丸庭園。九代将軍家重の時代の庭絵図面をもとに復元された日本庭園です。

皇居東御苑 二の丸庭園

二の丸庭園。

皇居東御苑 鯉

珍しい鯉だそうです。

皇居東御苑 ヒレナガニシキゴイ

上皇ご夫妻が放流されたもので、「ヒレナガニシキゴイ」というそうです。

皇居東御苑 ヒレナガニシキゴイ

すごく立派!!

皇居東御苑 茶室

11代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)の時に創建された茶室。建物は、明治45年に再建されたもの。

皇居東御苑 諏訪の茶屋

諏訪の茶屋

皇居東御苑 諏訪の茶屋

諏訪の茶屋と梅

皇居正門石橋旧飾電燈

皇居正門石橋旧飾電燈。明治宮殿の造営につき、石橋に架け替えられた際に、橋とともに造られたのがこの電燈だそうです。

皇居東御苑 百人番所

百人番所。江戸城本丸最大の検問所。

皇居東御苑 百人番所

百人番所。

皇居東御苑 大手門

大手門。1620(元和6)桝形形式(ますがた=橋を渡ってから道は鍵型に屈曲する)の城門となった江戸城の正門。

皇居東御苑 大手門

大手門

皇居東御苑 大手門

大手門

皇居東御苑 大手門

大手門渡櫓(わたりやぐら)の屋根に飾られていたシャチホコ

皇居東御苑の周辺情報

広大な空間が広がる皇居外苑も一緒にご散策ください。二重橋や現存する門などが楽しめます。

皇居外苑

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皇居東御苑へのアクセス

<所在地>

東京都千代田区千代田1−1

<交 通>

大手門 地下鉄各線の大手町駅(C13a出口)から約200m(徒歩約5分)

    地下鉄千代田線二重橋前駅(6番出口)から約700m(徒歩約10分)

    JR東京駅(丸の内北口)から約1,000m(徒歩約15分

平川門 地下鉄東西線竹橋駅(1a出口)から約200m(徒歩約5分)

北桔橋門 地下鉄東西線竹橋駅(1a出口)から約400m(徒歩約5分)

<休園日>

(1)月曜日・金曜日、ただし,天皇誕生日以外の「国民の祝日等の休日」は公開します。なお,月曜日が休日で公開する場合には,火曜日を休園します。

(2)12月28日から翌年1月3日まで

(3)行事の実施,その他やむを得ない理由のため支障のある日

<開園時間> 

1月1日~4月14日:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

4月15日~8月末日:午前9時~午後6時(入園は午後5時30分まで)

9月1日~9月末日:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

10月1日~10月末日:午前9時~午後4時30分(入園は午後4時まで)

11月1日~2月末日:午前9時~午後4時(入園は午後3時30分まで)

<駐車場> なし

<入園料> 無料