正門をくぐり、少し歩みを進めた瞬間、目の前に現れる一本の巨大な桜。空から薄紅色の滝が降り注いでいるかのようなその圧倒的な姿に、誰もが思わず感嘆の声を漏らしてしまいます。
江戸の二大庭園にも数えられる「六義園」。この大名庭園の春の主役は、樹齢約70年、高さ約15メートル、幅約20メートルにも及ぶ見事な「シダレザクラ」です。
六義園のシダレザクラは、一般的なソメイヨシノよりも開花が少し早く、東京の桜シーズンの幕開けを華やかに告げてくれます。昼間の青空に映える繊細な枝ぶりも美しいですが、絶対に外せないのが期間限定で開催される「夜間特別観賞」での夜桜ライトアップです。
漆黒の空を背景に、ライトに照らされてぽっかりと浮かび上がるシダレザクラは、妖艶で、どこか神秘的。風に揺れる花びらを見つめていると、江戸の昔にタイムスリップしたような不思議な感覚に包まれます。
大混雑の公園での宴会とは無縁の、ただ純粋に「桜の美しさ」と対峙する時間。広大な庭園をゆっくりと散策した後は、池のほとりの「吹上茶屋」で、美しい景色を眺めながらお抹茶と季節の和菓子で一服するのも最高の一興です。
今年の春は、日本の美意識が凝縮された六義園で、心洗われるような圧倒的な桜の絶景に出逢ってみませんか?
(紅葉時期もご参考に)
"目次"
- 六義園の概要と歴史
- 六義園の全体図(鳥瞰図)
- 六義園の江戸時代地図
- 六義園の地形
- 六義園の見どころ(桜と紅葉)
- 六義園の周辺情報
- 六義園へのアクセス
六義園の概要と歴史
六義園は造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられておりました。六義園は吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園です。
庭園は中の島を有する大泉水を樹林が取り囲み、紀州(現在の和歌山県)和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として映し出されています。
元禄8年(1695年)、柳沢吉保(やなぎさわよしやす)が五代将軍・徳川綱吉より従来加賀藩前田家のものであった屋敷を拝領し下屋敷としました。
柳沢吉保は江戸時代前期の幕府側用人・譜代大名で、六義園は柳澤吉保自らが設計、指揮し、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げました。
明治時代に入り、岩崎弥太郎(三菱創設者)の所有となった六義園は、昭和13年に東京市に寄付されて一般公開されることになりました。昭和28年3月31日に国の特別名勝に指定されました。
有名なしだれ桜と秋の紅葉についてご案内します。また、紅葉のライトアップも併せてご覧ください。
しだれ桜の時期の週末は1時間並んだりしますのでご注意ください。
六義園の全体図(鳥瞰図)
衛星3D画像(クリックで拡大)
バーチャル空撮
所在地
さくらアイコンの地点に有名なしだれ桜がたっています。
<!--Googleマップ(3D回転)
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六義園の江戸時代地図
柳沢の文字が読めます。
六義園の地形
台地上にありますが、凹凸があります。この凹凸は人工的なもので造園したものでしょう。
六義園の見どころ
六義園の池。
中の島に架かる田鶴橋。
庭園と松
藤波橋あたりの風景
シダレザクラは樹齢70年。ちょっと天気が悪いですね。
しだれ桜。
しだれ桜。
しだれ桜。
園内のさくら。
園内のさくら
ここからは見事な紅葉風景。
春はこんな風景ですが、秋になると、、、
こんな感じに。
紅葉のライトアップの模様です。
六義園の周辺情報
六義園から歩いて17、8分かかりますが、和洋の見事な調和を実現している旧古河庭園があります。
六義園・旧古河庭園のセットで割引入園チケットを購入できますよ。
旧古河庭園の記事もぜひご参照ください。
六義園へのアクセス
<所在地>
東京都文京区本駒込6丁目16−3
<交 通>
大手門 地下鉄各線の大手町駅(C13a出口)から約200m(徒歩約5分)
<休園日>
年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
<開園時間>
午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
<入園料> 300円
<駐車場> なし
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