隅田公園の概要と歴史
隅田公園は関東大震災の復興事業の一環として計画・整備された公園です。
江戸の頃は水戸藩の下屋敷があったことから、いまも日本庭園や牛嶋神社など、当時の面影を忍ぶ景観が残っています。
江戸時代から続く桜の名所でもあり、ソメイヨシノを始め、オオシマザクラ、サトザクラなど隅田区側に343本、台東区側に600本ほど、あわせて約1,000本もの桜が咲き乱れます。
美しい桜堤は「墨堤(ぼくてい)の桜」と呼ばれ、江戸時代中期以降、王子の飛鳥山、玉川上水沿いの小金井、品川の御殿山、上野の寛永寺と並んで、江戸近郊の桜の五大名所の一つに数えられていました。現在では「日本さくら名所100選」にも選定されています。墨堤(ぼくてい)通りという道にもなっています。
隅田公園の全体図(鳥瞰図)
3D衛星画像(クリックで拡大)
google Map 3D表示