大手門は北に大手濠、南に桔梗濠の間にある門です。大手門だけに江戸城の正門であり、奥州街道の起点でした。渡櫓型の櫓門と高麗門からなる枡形門になっています。
慶長12年(1607)に藤堂高虎・伊達政宗などによって渡櫓型の櫓門と高麗門からなる枡形門を築造するが、何度も焼失し、再建されています。
江戸城の正門なので城内に入る橋の前に「下馬所」があり、大名以外の従者たちは馬や駕籠から降りて歩いて登城しました。
高麗門は明暦の大火後の明暦3年(1657)に再建されたものです。 櫓門は昭和20年(1945)に東京大空襲によって焼失し、昭和38年(1963)に木造復元により再建されています。
江戸の頃、各大名は月に3回ほど登場して将軍に拝謁しなければなりませんでした。その登城門がこの大手門でした。登城日の大手門は混雑していたそうです。
大名の登城は大手門→下乗門(大手三の門)→中之門→中雀門と抜けて本丸玄関へ到達することになります。大名たちはここを通るたびに幕府の威厳を感じたことでしょう。
本サイトで大手門から本丸までの記事がございますので、ぜひ大名達の絶望感(?)を味わってみてください。
▶ 江戸城の36の門をまとめて見る:江戸城三十六見附 一覧(場所・いまの姿・AI復元)
大手門はどこ?(3行でわかる大手門)
- 場所:千代田区千代田、皇居東御苑の東の入口。東京メトロ大手町駅のすぐ西。
- いま:枡形門がいまも建つ。手前の高麗門は江戸時代のまま、奥の渡櫓門は戦災で焼け、昭和43年(1968)に再建された。
- 歴史:江戸城の正門。元和6年(1620)に伊達政宗らの手で枡形門に整えられ、大名は登城のときこの門から城に入った。
動画で見る大手門(1分36秒):いまの地図と江戸切絵図 → 上空・地上から見た大手門 → 江戸時代の姿 → AIでよみがえる大手門 → いまの門と見比べ
▶ 内堀18門を一気に見るなら総集編の動画(27分)。江戸城36の門の場所といまの姿は江戸城三十六見附 一覧へ。※AIによる復元映像は、古写真や切絵図をもとにした想像図です。
大手門の位置
江戸城内濠(内郭)と外濠(外郭)の全体図
江戸城内濠(内郭)と外濠(外郭)の全体説明や門の一覧・濠の一覧はこちらで説明しています。
江戸城内濠と外濠の全体像のご案内はこちら。
内濠案内図
大手門の江戸期の「地図」と「写真」
江戸期の地図
江戸期・現代の地図
現代の地図と江戸切絵図を並べると、大手門のあった場所がよくわかります。
大手門の地形
大手門の地形
大手門の地形
大手門の3D衛星画像
中心の赤ピンアイコンの所が大手門跡
大手門の3D画像
大手門の3D画像
AIで復元した江戸時代の姿と、いまの大手門を並べてみました。
大手門の見どころ
大手門の地図
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大手門。江戸城の正門。
左手に桔梗濠、右手に大手濠。
高麗門と渡櫓
高麗門
高麗門
高麗門と渡櫓
渡櫓
渡櫓から続く大手濠。
その大手濠にアオサギ。
その反対の桔梗濠にはコブハクチョウ。
高麗門をくぐる。江戸時代のもの。
高麗門
高麗門の門扉
高麗門
高麗門
高麗門
高麗門裏手
内部はきれいな枡形になっている。
枡形の様子
枡形の様子
枡形の様子
枡形の様子
枡形内に空襲時に焼け落ちた櫓門のしゃちほこがかざってある。
渡櫓門
渡櫓門
渡櫓門
渡櫓石碑
高麗門側のしゃちほこ
その反対のしゃちほこ
渡櫓の石垣
渡櫓の石垣
渡櫓の梁
渡櫓の梁
渡櫓の門扉
渡櫓から枡形内
渡櫓を出て城内
渡櫓を出て城内
城内からのしゃちほこ
閉じている大手門
内堀通り沿いに案内板がある。
江戸東京博物館の江戸城模型です。大名など江戸城の登城には大手門→下乗門(大手三の門)→中之門→中雀門と抜けて本丸玄関へ到達することになります。
大手門へのアクセス
- 住所の目安:東京都千代田区千代田(皇居東御苑 大手門)
- 最寄り駅:東京メトロ・都営「大手町」駅、JR「東京」駅 丸の内北口
- 見られるもの:高麗門と渡櫓門の枡形、渡櫓門の中に置かれた旧渡櫓門の鯱
- あわせて歩く:下乗門跡(同心番所)、中之門跡(百人番所)、和田倉門跡
大手門のよくある質問
大手門はどこにあった?
千代田区千代田、皇居東御苑の東の入口。東京メトロ大手町駅のすぐ西。江戸の切絵図と現代の地図を並べると、門のあった場所がよくわかります。
大手門は今も残っている?
枡形門がいまも建つ。手前の高麗門は江戸時代のまま、奥の渡櫓門は戦災で焼け、昭和43年(1968)に再建された。
大手門から皇居東御苑に入れる?
はい。大手門は皇居東御苑の入口のひとつで、入園は無料です。休園日や開園時間は宮内庁のサイトで確かめてから出かけましょう。
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