《江戸城内濠》平川門

平川門

平川門は、元和6年（1620）、仙台藩主伊達政宗が中心となって築造され、3代家光の時代である寛永12年1635）に枡形門が完成しました。

徳川御三卿（清水家・一橋家・田安家）登城のための門でもあり、大奥に通じる奥女中の通用門だったため「お局門」、罪人や遺体はここから出すという「不浄門」などの別名がありました。

門の前、平川濠に架かる木橋は江戸城でもここだけに残っています。親柱の擬宝珠（ぎぼし）には、寛永や慶長などの銘が彫られており、往時のものが使われています。

平川門は竹橋門との間に帯曲輪という土橋のようなもので結ばれています。帯曲輪は最も防備を必要とする地点に設けられ竹橋門と平川門を土橋で行き来できるようにして防御を固めています。

平川門の西には平川濠、南西には大手濠が接しています。

平川門の位置

江戸城内濠（内郭）と外濠（外郭）の全体図

江戸城内濠（内郭）と外濠（外郭）の全体説明や門の一覧・濠の一覧はこちらで説明しています。

内濠案内図

平川門の江戸期の「地図」と「写真」

 

江戸期の地図。不浄門の文字が見えます。

 

江戸期・現代の地図

平川門の地形

平川門の地形

平川門の地形

平川門の３D衛星画像

中心の赤ピンアイコンの所が平川門跡

平川門跡付近の３D画像

枡形が見て取れます

平川門の見どころ

平川門の地図

平川門

平川橋

平川橋の擬宝珠

擬宝珠

擬宝珠

擬宝珠

擬宝珠

皇居東御苑の入り口でもある。

平川濠

東御苑内の石垣ものぞける

平川橋

高麗門石碑

高麗門

高麗門

高麗門

高麗門

高麗門裏手

高麗門裏手

高麗門裏手

高麗門裏手にある石碑？なんの石なのか説明はない。

不浄門。江戸城内で死亡した人や罪人を外に出す為の門。

渡櫓門石碑

渡櫓門

渡櫓門

渡櫓門

渡櫓門

渡櫓門

渡櫓門

渡櫓門

渡櫓門

渡櫓門

渡櫓門

渡櫓門

渡櫓門

渡櫓門の抜けた先から見える平川濠

平川濠の石垣

平川濠の石垣

平川濠の石垣

平川濠と天神濠の境目

内堀通り沿いから平川門

内堀通り沿いから平川門

平川門近くに太田道灌の石碑がある。

皇居東御苑の外にあります。