目次
- 鳩山会館の概要と歴史
- 鳩山会館の全体図(鳥瞰図)
- 鳩山会館の江戸時代地図
- 鳩山会館の地形
- 鳩山会館の見どころ(桜)
- 鳩山会館の周辺情報
- 鳩山会館へのアクセス
鳩山会館の概要と歴史
元総理大臣・鳩山一郎が、友人の建築家、岡田信一郎の設計により、1924年に建てた美しいステンドグラスを配した英国風の洋館です。鳩山家代々の記念品、愛蔵品を展示し、庭園などが公開されています。
バラの庭を前に建つイギリス風の外観、ハトをモチーフとするステンドグラス、アダムスタイルの応接室、朝倉文夫作の和夫、春子夫妻像、などなど見どころがたくさんあります。
本数は少ないですが、桜も咲きます。正門から少し急な坂を登ると都心の喧騒が嘘のように静かな空間に鳩山会館があります。
鳩山家は、衆議院議員の和夫(1856~1911)、総理大臣となった一郎(1883~1959)、外務大臣をつとめた威一郎(1918~1993)、さらに衆議院議員の由紀夫(1947生れ)、邦夫(1948生れ)と四代にわたり指導的な政治家を生み育てました。
この洋館を建てたのは一郎で、ここを舞台に、戦後政治の画期となった自由党(現・自由民主党)の創設が計られ、また首相として決断した日ソ国交回復の下準備も行なわています。
設計を手掛けたのは一郎の友人の岡田信一郎(1883~1932)で、大正・昭和初期を代表する建築家として知られています。
一郎の没後、傷みがひどくなったけれど、大修復を加え、一郎、その夫人で教育者の薫、威一郎を記念する部屋を設け、公開されることになりました。
鳩山会館の全体図(鳥瞰図)
3D衛星画像(クリックで拡大)
Googleマップ(3D回転)