目次
- 西新井太師の概要と歴史
- 西新井太師の全体図(鳥瞰図)
- 西新井太師の江戸時代地図
- 西新井太師の地形
- 西新井太師の見どころ(梅と桜)
- 西新井太師の御朱印
- 西新井太師へのアクセス
西新井太師の概要と歴史
東京足立区にある西新井大師は、川崎大師、観福寺大師堂と並ぶ「関東厄除け三大師」の一つです。
五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)といい、真言宗豊山派の寺院です。
毎月21日の弘法大師縁日のほか、2月の節分に行われる「だるま供養」、10月第一土曜日の「北斎忌」(葛飾北斎の肉筆画「弘法大師修法図」を公開)など様々な行事が行われています。
梅、桜の名所としても知られています。
創建は天長3年(826)で、諸国を巡っていた弘法大師(空海)が災厄で苦しむこの地の人びとの救済のために刻んだ十一面観世音菩薩と大師像を堂に安置しました。
「西新井総持寺碑記」によると文安元年(1444)、文安3年(1446)、文亀3年(1503)と3度火災に遭いましたが、本尊弘法大師像は難を逃れました。
このため、西新井大師は「火伏せの大師」といわれ、厄災全般に霊験があると信じられています。
江戸時代には学問所として名声を得ていたほか、祈願寺・参詣寺として発展しました。また、幕府から朱印地20石を拝領したほか、徳川将軍家が鷹狩の際に休息する御膳所になっていました。
西新井太師の全体図(鳥瞰図)
3D衛星画像(クリックで拡大)
Googleマップ(3D回転)